制作に集中していると、様々な要因で浮かんだ考えについて
感情をせき止めるものがなくなり、
泣きながら描いていることがままあります。
Dewと忌み の二点を描いている時期は殆ど毎日でした。
SMとB5はサイズ的に
自分の場合、抱えたり、覗き込むようにして描いたりもします。
その際、画面に涙が落ちてしまい
拭かなきゃと
思いつつ
うーん、と眺めて、
それも含めて自分の絵なんじゃないかと、そのまま絵具を重ねました。
「髑髏狂典」に参加させていただいた際の
キャプションには書けなかったのですが
記憶として「涙」をマテリアルに表記したいなと思いました。
作品証明書を発行する時が来たら内容に記したいです。
ただ、「Dew」も「忌み」も悲嘆にくれている絵という訳ではないです。
ー
もうひとつ
「忌み」を描いている時、己の未熟さから、自分を疑う事はとても簡単で
筆を進めるのに恐怖が湧きました。
制作の間に、
今できることをやれないならやはり残されているのはやめる事だけだなと、
筆の後に残る迷いや揺らぎも現時点の自分の力で
見てくれる人が居るなら、見てもらえばいいと思う様になりました。
ー
上の事を、書くべきか
こんなこと黙っていればいいのかと何度か迷いました。
思いが消えないので
ここに書いておきます。
白古泣
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