6月となりました。水無月。梅雨になります。
2020/5/25-30にGALLERY ART POINT様で行われた
Imagination-それぞれの幻想世界へ-
制作・展示を振り返りたいと思います。
出展作品の「蛹室から」と「BOX」の制作は駆け足で難産でした。
「蛹室から」はF20号、約70×60㎝です。
近年描いていないのでキャンバスの購入時大きいなと思いました。
でも、苦ではなかったです。
背景の模様部分に、見積もりより大幅に時間を取られ、終わることを願う様に描き進めました。この感覚は自分では良くないな…と感じます。
人やイボタガの部分は速やかで、気分も高揚していました。
エスキースの時点では良いと思っていたのですが、完成してみると、納得感の薄い作品だと感じました。思うところあり、解体しようかなと考えています。
「BOX」はF6号です。
こちらはエスキースの時点で「自身に誠実な絵」だと思え、完成してもそう思えました。
現時点では大切なテーマと思っている事を描きました。
今のところまた同タイトル、同テーマを描く気がしております。
「咼」は展示に出すのが2度目です。気に入っています。
この度のImagination展はコロナ禍から、画廊だけでなくYouTube・SNSでのweb配信があり、展示風景を見ることが可能でした。
作品や作家の存在は大いにネットを通して知るべきと思っています。
ただ、こういった状況になったからこそ、
現場で、目の前で観るということは重要であり、やはり得られない感覚や受け取れない情報がたくさんあると再認識しました。
今回はどなたか一人にでも“観て”いただけたのかな。実感がありませんでした。
出展し、なんらかの手応えが無ければ、その時「負けた」と思います。
私の弱い部分、悪い部分がたくさんあるからで、力不足なのだと思います。
見てくださっている人こそ感じてらっしゃるかも。
最近は、形にしてみたいものが頭の中で散らかっていて気が急ぎ、とにかく勢いで形してみても、良いものは出て行かないんだと感じています。技術があるプロの方々は、勿論違うと思います。
自然に息をするように作品作りが出来ればいい…のに。もどかしい!
これからも絵を描き続けたいです。一つずつ丁寧に向かわなければ、と思いました。
更にスローペースになるかもしれませんが、
作品作り、作品販売、グッズデザインなど進めていこうと思っています。
誰かに届くといいな。
それでは、閲覧ありがとうございました。
先日、低気圧による激頭痛でダウンしてしまい、まいりました。ズキンバキンとします。
それとは別に、雨の音はすごく落ち着きます。胎内っぽいのかなと感じております。
気温や湿度に様々影響を受ける季節ではありますが、皆様もどうかご自愛ください。
白古 泣
コメント