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プチ・ベラドンナ展を終え


2019/8/23~9/1にプチ・ベラドンナ展が開催されました。

参加作家の皆様、大変お疲れ様でした。ご尽力下さったアモーレ銀座ギャラリー、ミ・アモーレGalleryのスタッフの皆様、大変お世話になりました。

何より、ご高覧下さった方々に深く感謝申し上げます。




以下には、この度の参加での振り返りや反省点を書いていきます。



展示は金曜から始まり、

火曜まで、精神的にとても辛くなっていきました。

「誰にも見てもらえていない」感覚があり、

私の絵は「印象に残らない」あるいは「認識もされない」という意識で埋め尽くされました。


作品としての美がないから、

在廊できなかったから、

パワーがない・魅力がないから、

作家として認知されていないから、

先の意識をもった原因は考えらえる事全てかもしれません。


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たくさんの作家様が集まる中では求めるのは難しい事です。



どんなに深く思いを込めても、伝えることが出来なければそれはまだ思いの枠から出ていない。

必要なのは伝える形を追求すること。

手応えを得られなかったのは、自分のせいです。


展示が始まり、他の制作がある中で、抜け殻の様に手も体も動かない時間がありました。

一丁前に悔しがるほど作品数もないかもしれません。




ただ、出展作品には悔いや恥はありません。

今できる事の最大の形がその作品になりました。


「糜爛」は記憶に基づく虚無感が籠っており、

「黒い黒い黒」は安らぎの感覚の絵です。


会期中に、感想を下さった方に気持ちがとても救われました。

(あまりに嬉しくて泣いてしまいました)



まだ、出し切れていないようなもどかしさ、表現するための技術が欲しい、自分らしさを持つ、等々、

展示に参加させてもらうと課題が次から次へと見つかり自覚できます。

壁を越えてゆけるよう、まだまだ絵を描いていきたいです。



改めて、ご覧いただきありがとうございました。


白古泣



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